自由というものに束縛される。

Nikon FM3A・Ai Nikkor 105mmF2.5・PRESTO
馴染みの美容師さんと話していて知ったのですが、中学・高校生の男の子の間ではメールを避けるようになってきたんだとか。仲間とはウィルコムで話し、ダウンロードはauで、という使い分けが進みつつあるんだそうです。これを聞いて、ああついにここまで来たかと思いました。
ぼくはケータイのメールを使いませんが、鬱陶しさは理解できます。来たらすぐに返さなくちゃなりませんから、まさしく束縛されてしまう。妙な返事を返したらこれまた変なことになる。面倒だから直接(あるいは電話で)話そうよ、となるのは当然でしょう。
自由に使えるからと爆発的に普及したまではよかったけど、自由どころかストレスばかり抱え込んでいます。ケータイそのものが嫌われるようになったら社会にすごく影響があるでしょうね。
デジカメもこれと似た側面があるような気がします。カラーに限ってですが、かつては(過去形になっちまった)撮り終えたフィルムを店に出してしまえばよかったのですからね。100%思い通りの色にならなくとも、アルバムに貼ってしまえば細かいことは忘れることができた。それがなまじ自分でいじくれるようになると、かえって面倒が増えて時間が潰れていく。
「こんな色だったか? いや違うな」
「じゃあこれか? いや、こんなにハデじゃなかった」
これでは、最初から色などなかったのと同じです。PCを使わずデジカメから直接プリンターへ、というニーズが生まれるのは当たり前です。
いっそのこと、色など無いほうが自由になれるし、どこで、何を、誰とどんな思いをしながら撮ったのかが鮮明に残るでしょう。まあPCでやる以上はモノクロといえども面倒なのですが。
- [2008/03/21 10:42]
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Comments
> 来たらすぐに返さなくちゃなりませんから、まさしく束縛されてしまう。
なぜ「すぐに返さなくちゃ」ならないんでしょう?
すぐに返さなくてもいいのがメールの良さだと思うんですが。
確かにケータイだと来たのはすぐに分かりますけど、だからといって無理にすぐに返そうとしなくても良いのではないでしょうか。
そのへんはぼくにもわかりません(使っていませんから)。その美容師さんのお子さん周辺では「来たらすぐによこせ(返せ)」みたいな風潮になっていたんじゃないでしょうか。これは会社での社内メールでも似たようなものですが、速攻で返さなくとも返しを要求されていることに変わりはないと思います。無視する手もあるでしょうが、仕事上それではマズいですからね。
ミクシィでも以前、足跡残しておきながらコメントもしない人はけしからん、みたいな騒ぎがあったみたいだし、新しいものは日本において窮屈な方向へ進歩(?)する傾向があるみたいですね(笑
デジカメ界隈も、絵じゃなくてドット(ピクセル)を鑑賞してる人が結構いますし。あれじゃあレンズの開発も無難な方向へ行くしかないですよねえ。
なまじ顔が見えない分、失礼があってはならんという気遣いがあるのはいいことですが、行き過ぎるとストレスになります。むずかしいです。
おっしゃるとおり、モニタ上でアラ探ししても仕方ありませんね。女性の顔を覗き込んで「毛穴が見えます」なんて言うはずがないのに、写真だとなぜこうなるんでしょう。L版でもいいのでプリントして楽しみたいですね。
いつも楽しみに拝見させて頂いてます.
私はなかなか色の束縛からなかなか逃れることが出来ません.本当に、モノクロのほうが自由になれるような気がします..
記憶/モニタ/プリントそれぞれで色が異なるので迷いますね。プリントで好みの色が出ると納得するのですが、これが難しくて。
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